基本合意なき昭和の合併

日本の政治の世界で「昭和世代のM&A協議」が行われている。
野党の立憲民主党と国民民主党の合併協議である。

昭和時代のM&Aとは合併のことであり、合併協議とは、まさに ①社名、②本店所在地、③トップ人事
の3点を決めることだった。

ただし、昭和時代の合併は、これらの交渉に入る前にトップ同士の基本合意が行われていた。
政治の世界でいえば、理念、政策の一致である。

30数年経って時代は変わったが、日本の政治だけが時代に取り残されているようにみえる。
これはチャールズの単なる嘆きに過ぎないのであろうか。

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